広島県竹原市の沖合に浮かぶ大久野島
うさぎの島として知名度の高い離島に家族4人(両親+5歳児+1歳児)で遊びに行ってきました
今回は島内の宿泊施設で1泊
この記事では大久野島での滞在についてご紹介します
大久野島へのアクセスは航路のみ
大久野島は離島
そのため、島へのアクセスは航路のみ
大久野島への船は本州側かしまなみ海道を構成する島のひとつ大三島から出ていて、基本的には本州側の忠海港から乗船するのが主要なルートになっています
また、時期や曜日にもよりますが、近隣の竹原港や須波港からも船が出ている場合があります
行きは客船を利用

今回、行の船は客船でした
どの便が客船かフェリーかは時刻表に記してあるので参考にするといいかと思います

ラッピングもしてあり、大久野島絵の気分を十分に高めてくれます

大久野島上陸後の写真
写真の奥に見える対岸が港のある忠海です
所要時間は15分~20分程度
船室に腰を下ろし、一息ついていたらすぐに到着しました
帰りはフェリーに

帰りの便はちょうどフェリーでした(両方乗れてラッキー)

フェリーは室外で優雅に海風を楽しむことができ
旅情はばつぐん
天候によるでしょうが、客船の方が小型なため揺れます
とはいえ、瀬戸内海のやさしいゆれで、しかも、15分程度の乗船時間なので、よほど船酔いが心配な方以外はあまり気にする必要もないでしょう
忠海港~大久野島の片道運賃は大人一人当たり360円です
休暇村へは無料シャトルバス利用可

忠海港からの便が到着する桟橋は休暇村の施設と少し距離があり
無料のシャトルバスも運行しています
約1キロぐらいなので歩ける距離
島の景色や道端のうさぎを楽しみながら歩くのもおすすめ
うさぎとの時間

うさぎちゃんがお出迎え

大久野島にはたくさんのうさぎがいます
一応野生として生息しているのですが人からエサをもらうことに慣れていてうさぎの方から近寄ってきます

子どもたちも物怖じせず積極的にエサをあげていました
ただ、うさぎの頭数は一時期に比べずいぶん減っているように感じます
コロナ禍による観光客の減少が多少なりとも影響しているのでしょう

今回エサは自宅からキャベツと人参も持参しました
ジャガイモなど食べられないものも有るので注意が必要です
また、食べ残しを放置しないよう注意喚起もされています

ちょうどアジサイがきれいな時期で、うさぎとのコラボレーションは他所ではなかなか見れません
夕日を見ながらうさぎと戯れる

今回、島内に一泊します
おかげできれいな夕日を見ながらうさぎと遊び続けることができ
時間を忘れてのんびり過ごしたいのであれば、宿泊は最も良い選択と言えるでしょう

もしゃもしゃ
夕焼けをバックにうさぎと子どもとのんびり過ごせるこの時間は何事にも代えがたいものです
休暇村でのんびり1泊

大久野島唯一の宿泊施設がこちらの休暇村大久野島
なかなか年季を感じるたたずまいで出迎えてくれます
実際、築相当経過しているとは思いますが中はしっかりと清潔に保たれていて過ごしやすい環境になっています
広々和室


お部屋は10畳の和室
家族4人なら十分な広さで必要最低限なものもひと通りそろっている印象

外を眺めながらくつろげるスペースもあり
お風呂は控えめ

お風呂は館内に2つ
大き目な浴場と小さ目な浴場
といっても大き目な浴場もさほど大きくはなく
まあ、すいている時間なら問題なく広々と利用できる程度のものです
逆に小さな子どもと入るにはちょうどいいかも
とにかく、すっきりしたので風呂上がりの1杯を館内自販機で入手しプシュッと
家族で楽しめる夕朝食付き
お食事は1階のレストランが会場のブッフェ
魚介系が豊富な夕食ブッフェ
とにかく魚介のメニューが豊富でお刺身やお寿司なんかがたくさん食べられます



ふなもりぃ~



写真は料理の一部です
本当に数多くのメニューが並んでいて、自然とテンションも上がります

どれも主役級の料理
お魚はもちろん肉も美味
カキフライやエビの天ぷらも食べ放題で最後まで飽きずに楽しめます

デザートもね

マシュマロのチョコフォンデュは子どもも妻もにっこり
朝から元気に朝食ブッフェ
宿での食事は一大イベント
それは朝食も同じです
ふだん、自宅では朝食をあまり食べなくてもこういったときは張り切ってしまうのは私だけでないはず







朝食にお好み焼きが登場
食べやすいサイズ

和食系をセレクト
朝の味噌汁の体にしみわたることときたら

休暇村の機関紙で紹介されていた休暇村大久野島のおすすめする朝メニューがこちらのトマトのアヒージョ
ご宿泊の際はお試しあれ
ともあれ、おかわりで洋食系にも手を出す罪深い私をお許しください
カレーがうんまい

ホテルなどのブッフェによく登場するカレーですが
ここのカレーは特に美味しい
夕食、朝食ともに共通して提供あり
すべてのメニューの中で一番好きかもしれない
無料のツアーも
休暇村大久野島の宿泊客は無料のツアーに参加することもできます
- 夜8時~ 海ホタル発光観察会
- 朝7時~ 朝のお散歩会
事前予約不要でふらっと参加できるようなので、滞在中、時間に余裕があるようならいかがでしょうか
史跡や平和学習も

最後に、大久野島は近年では特にうさぎが注目される観光地となっています
しかし、歴史的にみると戦時中は毒ガス製造が行われていて関連施設の史跡も多く
島内には資料館もあり、その内容を後世に伝えます
せっかく大久野島に訪問するのであれば毒ガス関連の施設をめぐることも強くお勧めします
ちなみによく勘違いされている方もいるみたいなのですが、「うさぎ」と「毒ガス製造」は無関係です
毒ガス製造の動物実験をうさぎで行っていたというわけではありません
うさぎは戦後に放たれたものが、その数を増やした結果となっています
このほか、島内には灯台や展望台など見どころも多く、レンタサイクルや徒歩で散策するのもいいでしょう
わが家は小さい子もいるので今回は休暇村周辺でのんびりするにとどめています
それでも十分楽しめました
みなさんも大久野島を今後の旅行地の候補にしてみてはいかがでしょうか
コメント