子どもが5歳にもなるとまわりのお友達の中にも習い事を始めている子が徐々に増えてきます
それを横目に焦りを感じながら、あの子もやっているからと同じ習い事をさせればいいというものでもなく
習い事と一言で言ってもスポーツ系から文化・芸術系、学習系など様々
わが子に何をさせてあげればいいのかが正直よくわからない
月謝や送迎などのハードルがある
そんな中でも子どもにとってより良い選択をしてあげたいですよね
私は小・中・高の教員免許を持っていることに加え、過去7年にわたり子どもや子育てにかかわる仕事に従事、さらには現在2児の子育て中であり、子育てに関する制度や実態について幅広い経験を積んできました
わが家では長女(5歳児)が2022年4月からこどもちゃれんじ(じゃんぷタッチ)を利用開始しました
ネット広告や郵便物でよく見るこどもちゃれんじや進研ゼミの勧誘ですが「正直どうなの?」と感じている方も多いのではないでしょうか
本記事ではその「正直どうなの?」の疑問に対して判断の材料になるよう、わが子がこどもちゃれんじを使用していく中でのレビューを掲載していきます
今回はレビュー6月号
とりあえず今のところの使用感ですが、私は年長さんの習い事の悩みについて、こどもちゃれんじがひとつの選択肢として充分な存在感があると考えています
この記事を読むことで、こどもチャレンジを始めるにせよ始めないにせよ納得感を持って次のステップに進めるでしょう
5歳児に開始すべき習い事について整理することができますし、今後の子育てに参考になるはずです
6月号の特徴はこちら
- 時計の読み方を重点的に、針をまわしながら学ぶ
- 画数の多いひらがなの書き方や拗音(小さい「やゆよ」)の読みを学ぶ
- 植物の不思議を観察、植物が生きていることやその仕組みについて学ぶ
じゃんぷタッチとは

初めにじゃんぷタッチについて確認しておきましょう
こどもちゃれんじのタブレット型プログラム
じゃんぷタッチはこどもちゃれんじの年長さん用コースで、1年を通してタブレットを用いた学習を進めていきます
過去記事でも解説しているので参考にしてみてください
6月号の各テーマ内容
以下はじゃんぷタッチのプログラム6月号における内容です(しまじろうクラブおうえんネットより引用)
各テーマについてどのようなことを意識しているかがわかります。
知育_時計(正時の読み・半の読み)
6月号の重点テーマは「時計」です。
正時(〇時)と半(〇時半)の読み方を、時計の針回しや、時計を読む中で学びます。
また、ひらがな・カタカナの書き、図形の構成、条件迷路や間違い探しなど幅広い領域をバランスよく取り組みます。
科学_植物の不思議
身近な自然の不思議を複数の視点で観察することで、さまざまなことに興味を広げる意欲を育みます。
植物が生きていることや、植物が育つ仕組みなどについて学びます。
アート_形と動きに注目して、視点を変えて見立てる
形と動きに注目し、お子さんが知っている物を視点を変えてほかの物に見立てる造形活動を通して、その子らしい発想や新しいものを生み出す創造的思考を促します。
社会性_みんなでかんがえたおばけやしき
しまじろうのお話を楽しみながら、どんな子でもお化け屋敷を楽しめる工夫をみんなで話し合い、考えることを通して、社会性を育みます。
ルール・マナー_めざせ! ばっちり はみがき
6月号は「歯みがき」をテーマに学習します。
歯の生え替わりが始まる時期に、歯をみがくことの大切さと磨くコツを学びます。
英語_Here you are./FGH
「どうぞ」「ありがとう」の言い方・「アルファベット」にくりかえしふれることで、日本語とは異なる外国語の音や表現を楽しみます。
じゃんぷタッチ6月号レビュー

実際にじゃんぷタッチ6月号を利用してみて感じたことなどをレビューしていきます
時計の読みを重点的に学習
時計の読みを正時(〇時)や半(〇時半)など重点的に学習します
これまでよりも正答の選択肢を増やしたり、文字から時計の針の形を答えさせるなど、より発展的な内容になっています
時間間隔も一緒に育むことができるため、親の「〇時まで~~をしようか」「・・・は〇時半までね」といった声掛けが通りやすくなってきました
基本の正時と半読みができるようになってくると5分刻みの時計読みに触れやすくもなり、次のステップにつながっていくことでしょう
文字の学習も発展的に
ひらがなについては画数の多い「な」や「ほ」など、より高度な書き練習を書き順なども含めて反復的に練習したり、拗音(小さい「やゆよ」)の読みについて学んでいきます
また、カタカナについても書き方や「シ」や「ツ」など似ているものの区別を意識づけるなど、より発展的な内容になってきました
やはり、タブレット学習の強みとして、文字の形や書き順などを機械が認識してくれるおかげで、誤った書き方をするとすぐに指摘できることが習得の助けになっているようです
植物の不思議に触れる
植物の不思議に触れていて、身近だけど実は親もうまく説明できないような内容についても解説してくれています
春から夏にかけてのシーズンで、身の回りの植物についても活発な季節ですからタブレットの画面上とはいえ実生活に重ねながら様々な興味を関心を掘り起こすことにつながっています
思考力をのばす
思考力を伸ばすためのワークが多種多様に用意されています
ものを見る角度によってどのようなシルエットになるか、さまざまなオブジェクトをどういったカテゴリ(食べ物や楽器など)に分けることができるかなど
柔軟な思考を育むのにとてもいい頭の体操になっています
1日100円程度の費用
1日3レッスンが基本
3レッスン完了後も、さらにやりたい分だけ追加でワークに取り組めます
そんな中で費用の妥当性についてですが、最安で2,980円/月のプランですので、日々に換算すると100円程度、毎日取り組めるわけですからコスパはかなりいいのではないでしょうか
対面・非対面を単純に比較することはできませんが、他の一般的な習い事が週に1回程度利用して月謝がさらに高額なわけですから、こどもちゃれんじがとっつきやすいことは間違いないです
まとめ
この記事ではこどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ6月号」についてのレビューを掲載しました
6月号のテーマはメインどころで
- 時計の読み方を重点的に、針をまわしながら学ぶ
- 画数の多いひらがなの書き方や拗音(小さい「やゆよ」)の読みを学ぶ
- 植物の不思議を観察、植物が生きていることやその仕組みについて学ぶ
それらのワークを子どもが学習していく中で感じたことは
- 時計読みの基本(正時、半)を重点的に学ぶことで、5分刻みの時計の読み方など次のステップへの下地がしっかりと出来上がっている
- ひらがなの画数の多いものや、拗音、カタカナの書き方などより発展的な内容をタブレットの利点を活かしながら学ぶことができる
- 植物というより身近な自然について学ぶことで興味関心の掘り起こしにつながっている
利用を開始して3か月が経過しました
総じてタブレットのコースを選択してよかったと感じています
もちろんタブレット学習にもメリット・デメリットがありますが、いろんな教材を次々と送られてくるよりもタブレットに電子コンテンツが追加されていく方が我が家のスタイルにはハマっています(子どもにしてみればいろいろ届いた方が楽しいのかもしれませんが)
冒頭でも述べましたが、年長さんの習い事のについてこどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」がひとつの選択肢となるのではないかと考えます
当然、子どもにどういったことをしてほしいか、何が向いているかなど本質的なことを抑えたうえで、コストパフォーマンスやプログラムの質などを考慮してもありありでしょう
今後、子どもの習いごとを選択する際の参考にしてもらえたらと思います
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