ありがたいことに我が子もすくすく成長していき、早いものでもう年長さん
生まれたのがついこの間のようで、子どもの成長の速さにはいつも驚かされます
年長さんにもなるとできることがどんどん増えていきとても頼もしくも思えるのですが、一方でそろそろ小学校に向けて準備をしていかないといけない時期にもなります
そんな中で悩ましいのが「習い事」
まわりのお友達も習い事を始めている子は多いのではないでしょうか
そこで我が子もと思うところですが、いったい何をさせてあげればいいのかがよくわからない
人気どころでいうとスイミングや体操?
流行りのダンス?
定番のピアノ?
学習塾は必要?
いざ考えてみると思っていた以上に選択肢は多い
「教室に通わせるにしてもいやがったりしないかな」「月々の支払や送迎はやっていけるかな」など、考えると頭が痛くなってきて「あ~もうゆるして~」とお手上げ状態に
私は小・中・高の教員免許を持っていることに加え、過去7年にわたり子どもや子育てにかかわる仕事に従事、さらには現在2児の子育て中であり、子育てに関する制度や実態について幅広い経験を積んできました
我が家では2022年春、長女(5歳)がこどもちゃれんじの年長さんプログラム「じゃんぷタッチ」を始めるに至りました
この記事では、実際にこどもちゃれんじを利用しての気づきなどを中心としたレビューを解説していきます
実際に利用していて、年長さんの習い事の悩みについてこどもちゃれんじがひとつの答えとなるのではないかというお話になります
この記事を読んでいただくことで、5歳児に開始すべき習い事について整理することができ、こどもちゃれんじを始めるにせよ始めないにせよ、納得した形で次のステップに進めることでしょう
結論から言うと、こどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」はこんな人におすすめといえます
- 共働き家庭など時間がない
- 個別な習い事にそこまでお金をかけられない
- ごちゃごちゃと物を増やしたくない
きっと5歳児の習い事について考えていくうえで参考になるので是非最後まで読んでいってください
こどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」ってなに?

まずはこどもちゃれんじとプログラム「じゃんぷタッチ」について確認してみましょう
こどもちゃれんじは幼児向け通信教育講座
こどもちゃれんじとはベネッセコーポレーションの幼児向け通信教育講座のことを指します
対象は0~6歳となっていて、各年齢に応じたプログラムを展開しています
- baby(0~1歳向け)
- ぷち(1・2歳向け)
- ぽけっと(2・3歳向け)
- ほっぷ(年少さん向け)
- すてっぷ(年中さん向け)
- じゃんぷ(年長さん向け)
公式サイトでは「幼児の学習法利用者数No.1」とも謳っています
実際、各教材に登場する「しまじろう」も知らない人がいないくらい有名ですね
今回利用したプログラム「じゃんぷタッチ」について
我が家では長女がじゃんぷタッチを利用してます
じゃんぷタッチはこどもちゃれんじじゃんぷ(年長さん向け)をタブレットを使って学習していくプログラムです
12の学習テーマがあり、それぞれ少しずつ難易度をあげながら年間を通して学んでいきます

じゃんぷタッチの費用
受講費用は2022年4月現在で次の表のようになっています

一括払いで税込2,980円/月です
タブレットについては6か月以上の継続受講の場合無料となりますが、受講期間6か月未満で退会してしまうと税込9,900円を支払うことになるようです
長女(5歳)がじゃんぷタッチを使ってみてのレビュー

実際に1か月程度、子どもが使っているのを見ていてわかったこと
- 簡単な操作性でひとりでも取り組める
- 子どものやる気を引き出してくれる
- すきま時間を活用しやすい
- 考える機会をつくれる
- 幅広な内容(英語や自然科学も)に触れられる
- 一方で視力への影響も心配
簡単な操作性でひとりでも取り組める
基本、感覚的に操作できるようになっていることと、簡単なチュートリアルもあるので、子どもはすぐに操作方法を吸収してしまいました
ボタンに書いてある文字もひらがなで「わかった」や「やりなおす」など5歳児でも読めるものになっているのでほとんど親の手助け無しで操作することができます
また、音声でも指示が出るのでより理解がはかどります
子どものやる気を引き出してくれる
これは大人でも同じことだと思いますが、アニメーションや音声があるので率直に楽しいんです
ワークのひとつひとつが忍者の修行やテーマパークでの冒険に見立てたりしてあって、子どものやる気を盛り上げてくれます
実際、我が家でも親が促すことなくほぼ毎日取り組むことができています
すきま時間を活用しやすい
ひとつひとつのワークは大したボリュームではありません
5分もあればひとつのワークを完了することができます
そのため、ちょっとしたすきま時間を活用しても充分に学習を進めることができます
例えば帰宅後に夕食を準備するまでの間、それまではテレビでも見ていてくれれば御の字でしたが、今ではじゃんぷタッチのワークに取り組んでくれるため時間を有効活用できているという満足感が高いです
また、ひとつひとつが短いので小さな成功体験を積み上げやすいですね
考える機会をつくれる
タブレットによる学習のため、誤った回答をするとその場で「あれれ~?」っと間違ったことに気づかせてくれます
その場その場で考えることができ、わからないをわからないままにすることなく、しっかりと考える機会を作ることができるのはタブレットで学習することの大きなメリットでしょう
幅広な内容(英語や自然科学も)に触れられる
勉強の基本は読み・書き・算数なんて認識ですが、じゃんぷタッチでは12のテーマでかなり幅広く学習していきます
中には自然科学(雲は水でできているなど)、英語(簡単な挨拶など)、社会性(小さなお友達に対する接し方など)、その他さまざまに学んでいきます
個別の学習塾と比較するとこれほど広範囲に学習できることはじゃんぷタッチの優位性といえます
何か個別の教科を伸ばしたいなどの目的がなければ、とりあえず基本をしっかりと身に付けさせる上でとても有効に働くでしょう
一方で視力への影響も心配
タブレットでの学習のため視力への影響が心配です
その点、ブルーライトの調整機能や使用30分経過すると休憩を促してくるなど対策も講じてくれています
紙教材でも長い時間続ければ目への影響は当然あるでしょうから、結局は教材との付き合い方次第といったところかもしれません
5歳児の習い事にじゃんぷタッチがおすすめなケース

では、どのような人にこどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」がおすすめなのか、実際に利用してみて感じたことをもとにまとめます
5歳児の習い事としてじゃんぷタッチがおすすめなケース
- 共働き家庭など時間がない
- 個別な習い事にそこまでお金をかけられない
- ごちゃごちゃと物を増やしたくない
共働き家庭など時間がない
我が家もそうなのですが、両親共働きだと時間管理がかなりネックになってしまいます
スイミングなどをはじめ送迎が必要な習い事は、その間の待機時間を含めかなり拘束されてしまいます
両親のがともにフルタイムの場合は、はなから送迎の必要な習い事は選択肢から外れることもも多いでしょう
その点、じゃんぷタッチなどこどもちゃれんじは通信講座なので完全に自宅で完結します
食事を準備している間や、片づけている時間にワークに取り組んでくれるのは時間の有効活用ができて親の満足感が高いです
いろいろなことをさせてあげたい気持ちもありますが、限られた時間の中で大きな効果を期待するのであれば、じゃんぷタッチはよい選択肢になり得るでしょう
個別な習い事にそこまでお金をかけられない
費用面で見た場合、他の習い事よりも手を出しやすいのではないでしょうか

一括払いをすることで税込2,980円/月は学習塾に個別に通わせるよりも非常に安価であるといえます
もちろん対面・非対面を同等に評価することはできませんが、毎月かかるランニングコストの差は長い目で見ると大変大きなものとなるため、しっかりと押さえておきましょう
学習塾に限らず体操教室など運動系の習い事と比較しても安価です
ただ、本来の目的として「何を学ばせたいのか」を見失わないよう、金額だけで判断しないことの方が大切です
ごちゃごちゃと物を増やしたくない
通信教育でネックなのが教材がたくさん届いてものばかり増えていくことです
その点じゃんぷタッチは月3回に分けてデジタルワークが配信される仕組みなので、都度ものが増えるわけではありません(年3回に分けて紙のワークも届きます)
時代はペーパーレスですが学習も基本はデジタル教材で、不足を補う形で紙教材を活用するといったスタイルは合理的といえます
まとめ
この記事では悩ましい5歳児の習い事について、こどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」が良い選択肢になるのではないか、ということについて解説しました
実際に利用してみて5歳児の習い事にじゃんぷタッチがおすすめなケースとしては次の3つがあげられます
- 共働き家庭など時間がない
- 個別な習い事にそこまでお金をかけられない
- ごちゃごちゃと物を増やしたくない
今のご時世、習い事も多種多様、子どもに身に付けてほしいスキルの考え方も人それぞれです
なのでどんな習い事をさせたら正解なんてことはありません
子どもと一緒に、合う・合わないを考えながら、昨日より今日、今日より明日、成長していけるよういろいろと経験していくことが大切ですね
各月のレビュー
今後は毎月追加されるワークやコンテンツについて引き続きレビューしていきます
4月号
- ひらがなのなぞり書きで正しい書き方の習得がはかどる
- 身近な不思議に新たな興味を広げることができる
- 年長さんにとっての小さなお友達とのかかわりについて学べる
5月号
- 数字の書き方の練習や数の足し引きについて図を用いて学びながら算数の基礎を培う
- 海の不思議を観察して生物や自然環境に触れる
- ふきんの持ち方絞り方を学び生活力を伸ばす
6月号
- 時計の読み方を重点的に、針をまわしながら学ぶ
- 画数の多いひらがなの書き方や拗音(小さい「やゆよ」)の読みを学ぶ
- 植物の不思議を観察、植物が生きていることやその仕組みについて学ぶ
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